制作のポイント
PRODUCTION POINTS
広報誌・社内報制作、作成のポイント
広報誌・社内報制作のポイント
BOOK DESIGN
POINT
1
コンセプトを決め優先順位をつける
広報誌・雑誌・社内報などの印刷物を作成するにあたってまず考えなくてはならないのは、その用途や目的に沿ったターゲットを設定し、コンセプトを立案することです。
その上で伝えたいニュースや記事の優先順位を明確にすることが重要です。
優先順位 の高いものをより大きく、低いものは小さく扱うなど、画像や記事のボリュームやレイアウトにメリハリをつけることが、手にとって読んでみたくなる、より伝わる広報誌・雑誌・社内報に繋がります。
POINT
2
文字にこだわる
より伝わる広報誌・雑誌・社内報を作成するにあたって、文章の読みやすさ「可読性」、認識のしやすさ「視認性」、誤読の少なさ「判読性」といった3つの要素を意識し、使用するフォント、文字サイズ、太さ、文字間、行間といった、文字のデザインにこだわることも大切です。
高齢の方が主な読者層の場合には小さな文字を避けるといったことはもちろん、高齢の方以外がターゲット層の場合でも、文字を小さく表記した時にも濁点や半濁点、数字などが判読しやすいフォントを選び、文字間や行間も、その見た目でだけではなく、読みやすさを第一に設定することを心掛けてください。
POINT
3
写真のイメージを揃える
広報誌・雑誌・社内報において、写真は誌面の印象を大きく左右します。
大きさやレイアウトといった要素に加えて、その冊子全体のコンセプトやイメージを考え、似たようなトーンの写真を揃えたり、写真加工ツールを利用して調整を行うなど、使用する写真のイメージにまとまり感を持たせることを意識することがポイントです。
POINT
4
デザインをリピートする
読みやすく、伝わりやすい誌面にとって、デザインのリピートも重要なテクニックのひとつです。
ページレイアウトをするにあたって、冊子のイメージに沿った図形や写真、色使いやモチーフを各ページに繰り返し使用することは、統一感やまとまり感を効果的に高めてくれると同時に、読みやすさや冊子を読み進める手助けにも繋がります。
POINT
5
視線の誘導を考える
見やすい誌面を作成するにあたって、読者の視線の動きを意識することも大切です。
横書きの場合、まず左上に視線がいき、そこから右下に向かって動いていきます。縦書きでは右上から左下へと動いていきます。
また、文字の情報量が多い場合は横書き、少ない場合は縦書きがより強い印象を与えることができると言われるなど、読者の視線をどう誘導して読み進めてもらうかをイメージすることも重要です。
POINT
6